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シューペルブリアンのコラム

【よくある疑問】扶養内で働くってどういうこと?

2018.09.06 | COLUMN

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2018年1月の税制改正により「扶養内」の年収額に変更がありました。「扶養内」という言葉、なんとなくは知っているけれど、正直よくわからない…という方も多いのではないでしょうか。
今回はその「扶養内」についてまとめてみました。※「妻(自分)が夫の扶養内で働く場合」を想定
 

『税制上の扶養』と『社会保険上の扶養』2つの扶養

 
「扶養内」は『税制上の扶養内』と『社会保険上の扶養内』の2つに定義されます。
 

税制上の扶養内・・・所得税や住民税の控除や配偶者控除・配偶者特別控除に関するもの
社会保険上の扶養内・・・健康保険や年金に関するもの

 
異なる2つの制度が同時に語られるため、複雑になっているのかもしれませんね。
この2つの扶養を、よく聞く「(年収)〇〇〇万円の壁」と組み合わせたのが以下[図1]です。
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「(年収)〇〇〇万円の壁」の壁が『税制上の扶養』と『社会保険上の扶養』それぞれに存在して複雑な構造になっているのが見て取れますね。
 
たとえば年収135万円の場合、配偶者特別控除で満額38万円の控除は対象ですが、社会保険上では扶養を外れる金額なので、自身で保険料や年金の負担が発生し、手取りが減ってしまう可能性があります。
そのため、お仕事をする際はご自身の給与額やご主人の年収を算出のもと、検討する必要があります。
 
「配偶者控除・配偶者特別控除」「妻(ご自身)の給与額」「夫(ご主人)の年収」の相関関係は以下[図2]をご参照ください。
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【フローチャートで確認】あなたは扶養内で働ける??

 
『税制上の扶養内』と『社会保険上の扶養内』それぞれの扶養の対象になるかは以下のフローチャートで確認できます。
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まとめ

 
■扶養には『税制上の扶養』と『社会保険上の扶養』の2つがある
■それぞれの扶養に対して異なる「(年収)〇〇〇万円の壁」がある
 
そのことを踏まえて、上記図表やフローチャートで確認をしながら「時給(給与)」や「勤務日数・勤務時間」の基準を決めておくと、お仕事探しもスムーズになりますね。
 
多角的な判別が必要なので少し難しいように思われるかもしれませんが、「扶養内で働くかどうか」は家庭の収入にも関わるのでとても大切なことですよね。
 
シューペルブリアンでは「扶養内」の相談も営業マンが親身に聞いてくれて、その上でご希望の条件のお仕事を紹介してくれます。「扶養内」のお仕事を検討されている方もお気軽にご相談ください。
(2018年9月10日時点)
 
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